Q. マナビリアをご採用頂いたきっかけや,使ってみてよかったと思う点は何ですか?
(河野先生)昨年度の春、「よくわかる国語の学習」に付属で使えるデジタルワークがあると知って採用しました。何より無料で使えるのがよいですね! 今年は全学年でマナビリアを利用しています。
生徒の取り組み時間が確認できるのが良いポイントです。どの単元を何分かけて取り組んでいるのかが分かるので、評価にも活用しています。また取り組んだ回ごとの正答率もこちらで把握できるので、「よくできたね」といったほめる指導に活用しています。 私たちの学校は1学年で8クラスある大規模校なのですが、全員の取り組み状況を一括で管理、閲覧できるのが便利でありがたいです。
こういったアプリやツールの設定をするのはあまり得意ではなかったのですが、サポートページも充実していますし、ヘルプデスクの方に問い合わせたら丁寧に対応してくださったので、安心して操作できました。
Q. どのような場面でマナビリアを活用されていますか?
(河野先生)自主学習やテスト前の反復学習として取り組むよう生徒に指示しています。「テスト勉強はしたいけど何に取り組めばよいのか分からない」という生徒にとっては、教科書に対応しているマナビリアに取り組むことで授業の振り返りとテスト対策ができるため、学習すべき内容が明確になってコツコツ取り組めるようです。
ちなみに、昨年校内で行われた授業研究会で「自律的な学び」の例としてマナビリアを紹介しました。授業内の学びだけでなく自律した学びの取り組みも大事という内容でしたが、「ワークの問題をタブレットで解ける」「定期テストの対策方法が分からない生徒もマナビリアで学習」「生徒の学習時間を把握できる」というポイントを扱いました。 研究会のあと、明治図書の学習ワークを使用している理科の教員にもマナビリアを紹介したところ、登録してもらえました。
Q. 生徒の皆さんからはどのような反応がありますか?
(河野先生)「テスト勉強はしたいけど何をすればいいかわからない」という生徒の他にも、「(紙での学習は難しいけど)デジタルでの学習なら頑張って取り組める」という生徒がいて、楽しみながらコツコツ取り組んでくれているようです。
またルビ機能も助かっています。ふだんルビがふられたテスト用紙を使っている生徒等、必要な生徒は多くいます。普段ルビつきのテストは教員が作成していますが、マナビリアでは生徒ごとにボタンひとつでルビの設定ができます。ルビ付きで問題に取り組めるので、生徒だけでなく保護者の方にも喜ばれています。
個人的な取り組みとして、マナビリアで自主学習を頑張った生徒をほめるために、学習時間をあらわした棒グラフの表にして廊下に貼りだしたりもしています。指導の上でとにかく褒めることが大事だと思っています。 自分の頑張りをアピールしたがる生徒が多いので、モチベーションアップの機会になっています。マナビリアにこつこつ取り組んだ結果、評定が2段階アップした生徒もいますね。